世界で一番大切な親友へ
私の居場所
病院を出た時、世界はすっかり夜の闇に包まれていた。
見慣れたはずの街の灯りが、涙で滲んでひどく歪んで見える
家に帰ってからの記憶はほとんどなかった
心配して声をかけてくる両親の言葉も右から左へと通り抜け、美優は制服を着替えることもせず、ただベッドの上で膝を抱えて朝を迎えた
チクタク、チクタク
部屋の壁に掛けられた時計の音が、いつもより大きく聞こえる
この一秒、この一瞬も、乃愛の心臓は命を削り続けている。
あと、長くても七日。
たったの七日。
具体的な数字を頭に浮かべるたびに、息が詰まりそうだった