世界で一番大切な親友へ
ただ、繋いだ手のひらから伝わってくる、互いの存在だけを確かめ合っていた


ドクン、ドクン、と美優の脈拍が、繋いだ手を通じて乃愛に伝わっているかもしれない。


そして、乃愛の、今にも止まってしまいそうな、小さく不規則な鼓動もまた、美優の手のひらに静かに響いていた


いかないで、乃愛


美優は心の中で、何千回、何万回目か分からない願いを呟いた。


この夕日が沈まなければいいのに


この時間が、永遠に止まってしまえばいいのに。


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