海洋生物に愛されて、夜も眠れない!?
男性は女性の買い物に付き合いたがらない人が多いって聞くけど(元カレがそういうタイプだった)、ひなたくんは楽しそうに服を選んでくれている。しかも、私の好みも取り入れてくれてる。

「どうかな?」

ひなたくんが選んでくれたワンピースを着て見せる。ひなたくんは満足そうに頷いた。

「すごく似合ってるよ!さすが僕!センスに自信あるんだ〜」

「うん。確かに、ひなたくんのセンスいいと思うよ」

素直に思ったことを伝えると、ひなたくんの顔が真っ赤に染まる。小さい声で何かを言ってるけど、聞き取れない。

「ひなたくん?」

私が近付くと、手を強く握られた。そのままレジへと向かう。

「せっかくのデートだし、スーツじゃなくてこのワンピース着てよ。いつものスーツも可愛いけど、今日はこれ着て!」

早口で言われ、私は「わかった」と頷く。繋いだ手が熱い。

『アシカはハーレムを作るんだ。戦いに勝利したオスが五頭から二十頭ほどのメスを囲い込んで生活するの』
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