有名バンドの歌姫は無の美少女でした
side蓮司


俺は、いつも通り旧校舎の前に居た。

なんでかって?それは、俺たちが軽音部だから。

灰華(はいか)として活動している。


出会いは、俺が家出した日。

路上ライブをしていた灰華に出会った。



音もリズムもバラバラ。




でも






凄く、心地よい音楽だった。


そして、何故なのかは分からないが、仲間になりたいと言ってしまった。



まぁ、1つだけなら、分かる。



――何故かベースが居なかったから。

そして、俺はベースが弾けたから。


…といっても、その確信は無かったが。

父さんとエレキ(エレキギターの略)を弾いていたから、大体のギターは弾けると思っていたからな。


そして、ベースを披露して、良いと言われて入って、今に至る。


因みに、皆同じマンションに住んでいたから、俺もそこに住んだ。

なんか、錬真(れんま)の親がやってるマンションらしいから、無料で住んでいる。


「あ、蓮司~!」


…はい、本物が来たよ。


「行くか」

「「「おう!」」」



そして、音楽室のドアに手をかけるとー


< 10 / 34 >

この作品をシェア

pagetop