有名バンドの歌姫は無の美少女でした
そして、次の日。


いつも通り、昼ご飯を返却の所に運んでいた。



…すると。



「おーい!れーんーかー!」



ガタッ



蓮司の声で反射的に立ち上がり、逃げた。



きっと、まだ誘うのだろう。


そう、目にみえていた。





――なんで?



なんであの人達は、私を勧誘した?




本当は、分かってはいる。


私が、華音だから。


あの人達は、“私”ではなく“華音”を誘っているんだ。




でも、それを認めたくない。


――名前って、怖い。


なんで、自分はー。




…って、いやいや、大切に、しなくちゃ。


名前も、自分も。





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