my memory love 〜あの時の約束〜
〜♪♪ピーンポーン
「はーい」
ーーーガチャッ
「お世話になります、泉ちゃん」
「ど、どうぞ〜…」
少し微笑みながら玄関で靴を脱いだ仁は、ささっと洗面台に行き手を洗った。
「迷惑じゃなかった?」
「あ、うん…大丈夫!」
「ならよかった」
そう言って安心そうにして私を見ている仁。
迷惑ではないんだけど……
これって、どういう状況!?
ーーーガチャッ
玄関のドアが開く音がした。
「おいっすー!あー疲れたー」
疲れたと言ってリビングのソファにダイブしたのはハチ。
「なんであんたがいんのよ!!」
「いいだろ別に!家の掃除手伝わされて、俺はクタクタなんだよ〜」
「自分家で休んでればいいでしょーが!」
「おばさんから聞いたんだよ!なんか、仁がくるとか……なんとか言うから!!」
うちの母親はなんでもかんでもこいつに言う癖がある。
「泉ちゃんと、2人でもよかったのに」
「……え?」
突然言い出した仁の言葉にわたしは驚きを隠せなかった
「おまえな……」
ハチが細い目をして仁のことをじーっと見ていた。