my memory love 〜あの時の約束〜
わたしは仁に背中をおされ、気がついたら家を飛び出して
隣の家のインターホンを押した。
〜♪ ピーンポーン
ーーガチャッ
「はーい、あら!泉ちゃん!」
「……ハチいますか?」
「綾人ならいつものコンビニ行ったわよ!なんか、暇だーとかなんとかいいながら……あ、ちょっと、泉ちゃん?」
私はハチママの言葉を最後まで聞かずに、いつものコンビニまで走り出した。
「泉ー!!」
「……あ!なっちゃん!」
走ってる途中、なっちゃんと道でばったり遭遇した。
買い物帰りのなっちゃんは、自転車にまたがっている。
「どうした!?そんなに全力疾走して。
てかなんか目腫れてるけど……西原くんとなんかあったの?」
「話すと長くなるんだけど……あのねなっちゃん、わた……」
「やっと……やっと気づいたかぁ」
「……え?」
「はやく行きな!」
「え、えぇ?な、なんで……?」
「いーから、早く!ほら走る!!」
「……また、ちゃんと話するからー!」
そう言ってまた私は走り出した。
「……もう、気づくの遅すぎだっつの!」