チャラ男も笑えば雑巾に当たる

「それじゃ時間もちょうどいいしランチタイムかねて昼休憩しよっかあ」

「もう2時間経ってる」


犬井駆と蜂技くんも床にのびる。


「ええっ、2時間!? 犬井くんのお家って集中しやすーい!なんでだろー?」

「ほどよいロックが聴こえるからかなあ」


犬井駆はテレビ横のスピーカーをゆび指す。

あ、やっぱり。
どこからか重低音と心地よいメロディーが聴こえてくるなと思ったけどそこからだったんだ。


「これGalaxysm(ギャラクシズム)の曲だよね?」

「あったりー♪さっすがみのりん」

「えっ、みのりんちゃんギャラシー知ってるの!? あー、さては駆に布教されたなぁ?」


さとみさんが食いつくように私を見る。


「いえ、もともと好きで……たまたま趣味がかぶっただけです」

「あっはー!みのりんちゃんさいこーだね、わたしデビュー前から追っかけてて大ファンなのよ〜。何の曲が好き?」

「My Catだよね、ぼくといっしょ」

「うん、デビュー曲でもあるんで」
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