【続編】ふたりの恋のそだてかた。

「……っふ、……んん……」

何度も何度も繰り返して、お互いに求め合う。

けれどやっぱり、知ってる以上の線は越えなくて――
ほんのすこし、じれったい。


(もう一回、もうちょっと……)


夜中の空気に、ちょっとおかしくなってるのかもしれない。

爽真が私に与える呼吸する間すら惜しくて、強く抱いて自分から離れそうな距離をなくした。


「……は、」


私の髪を乱していた爽真の手が背中に滑り落ちて、ついにしっかりと唇が離される。

熱が引いていない私を見て、爽真が困ったようにもう一度触れるだけのキスをした。


「これ以上は――……今日はしない。止められなくなる」


“止めなくていいのに”
脊髄反射で言いそうになって、驚いて喉元で言葉を止める。


(なんてこと思ってんの!?ふしだらすぎる……爽真に引かれるっ)


なんとなく離れがたくなってた腕を静かに解いて、そっと離れる。

自分への恥じらいに居た堪れなくなりながら、乱れた前髪をささっと直して誤魔化した。
時刻はもうすぐ午前1時。


そろそろ寝ないと。
ただ、今のままじゃ多分私も爽真も眠れない。
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