【続編】ふたりの恋のそだてかた。
「……。ちょっと話す?」
「そうしよう。そうする」
爽真の提案に速攻で頷いて、ぎくしゃくと足早にソファに向かう。
爽真が気まずそうに片眉を下げてから、グラスに2人分の麦茶を用意して私の隣に座った。
「……ドラマ。リアタイし損ねた」
「いいよ、今度で」
「明日観る」
「ん。まぁ、いつでも」
静かに続く会話に、全然熱が引いてくれない。
これは困った。
冷たい麦茶もどんどん温くなっていく。
「あ。そういえば。今度アオバケ男子会するんだって?今日紫苑から聞いた」
麦茶を飲みかけてた爽真の瞼がぴくりと揺れる。
怖いくらい静かにグラスを置いて、前を見たまま口を開いた。