【続編】ふたりの恋のそだてかた。
「……昨日大和から連絡が来て。
近い日で会えないか、予定調整してるとこ」
なぜか若干不服そうな顔。
でも私としてはそういう会に爽真が行こうとしてるのが、意外だし、嬉しくもあって。
「へぇ、いいね。そっちは会うのアオバケ振りでしょ?
前ひよりと会った時、チラッと陸には会ったけど――どんな話したのか、行った時は教えてね」
顔を傾けて当たり前のようにそう言えば、爽真はものすごく渋い顔。
「……。言える話ならな」
「なにそれ。言えないような話するってこと!?
何の話題を予想してるわけ?いいよ、爽真が言わなかったらひよりか彩加から聞くから!」
「しないし、やめろ。ちゃんと言うから」
爽真のTシャツの裾を引っ張る勢いで迫った私に、爽真が本気で嫌そうな顔をする。
でもそのおかげで空気が戻って、なんとなく熱さも落ち着いた。