【続編】ふたりの恋のそだてかた。

「……昨日大和から連絡が来て。
近い日で会えないか、予定調整してるとこ」


なぜか若干不服そうな顔。

でも私としてはそういう会に爽真が行こうとしてるのが、意外だし、嬉しくもあって。


「へぇ、いいね。そっちは会うのアオバケ振りでしょ?
前ひよりと会った時、チラッと陸には会ったけど――どんな話したのか、行った時は教えてね」


顔を傾けて当たり前のようにそう言えば、爽真はものすごく渋い顔。


「……。言える話ならな」

「なにそれ。言えないような話するってこと!?
何の話題を予想してるわけ?いいよ、爽真が言わなかったらひよりか彩加から聞くから!」

「しないし、やめろ。ちゃんと言うから」


爽真のTシャツの裾を引っ張る勢いで迫った私に、爽真が本気で嫌そうな顔をする。


でもそのおかげで空気が戻って、なんとなく熱さも落ち着いた。
< 199 / 219 >

この作品をシェア

pagetop