【続編】ふたりの恋のそだてかた。
――……
それからグラスが空になるまで、いくつか話題を変えて会話が締まっていく。
外で轟々となっていた雨風の音は、いつの間にか少し落ち着いていてそろそろ寝ろと言っているようだった。
キッチンでグラスを片付けて、また沈黙。
ここでまた気まずくなるのも嫌だから、グラスを棚に戻す爽真より一歩早く駆け出してぼふ、とソファに勢いをつけて座った。
「じゃっ、また明日。おやすみっ」
言うが早いか、そこにころんと横になる。
ギョッとした爽真が早足でこっちに来て、素早く目の前にしゃがみ込んだ。
「いや、何してんの。瑠奈をソファで寝かすわけないだろ」
「えぇ、でも押しかけたの私だよ?それに私どこでも寝られるし。なんなら床でも寝たことあるから平気」
「……。俺が平気じゃないから。瑠奈はあっち」
顔を顰めた爽真が、躊躇いがちに寝室を指差す。
けど、こっちからしたらそれも納得いかない。
爽真は疲れてるし、明日も仕事だからちゃんとしたとこで寝てほしいから。
それからグラスが空になるまで、いくつか話題を変えて会話が締まっていく。
外で轟々となっていた雨風の音は、いつの間にか少し落ち着いていてそろそろ寝ろと言っているようだった。
キッチンでグラスを片付けて、また沈黙。
ここでまた気まずくなるのも嫌だから、グラスを棚に戻す爽真より一歩早く駆け出してぼふ、とソファに勢いをつけて座った。
「じゃっ、また明日。おやすみっ」
言うが早いか、そこにころんと横になる。
ギョッとした爽真が早足でこっちに来て、素早く目の前にしゃがみ込んだ。
「いや、何してんの。瑠奈をソファで寝かすわけないだろ」
「えぇ、でも押しかけたの私だよ?それに私どこでも寝られるし。なんなら床でも寝たことあるから平気」
「……。俺が平気じゃないから。瑠奈はあっち」
顔を顰めた爽真が、躊躇いがちに寝室を指差す。
けど、こっちからしたらそれも納得いかない。
爽真は疲れてるし、明日も仕事だからちゃんとしたとこで寝てほしいから。