世界で一番わがままな君とガラスの心臓
私が呆れながらも苦笑いすると、ペンギンを模したレトロな青いかき氷機から、ガリガリ、シャリシャリと涼しげな音が静かな室内に響き渡った。
ガラスの器の中に、純白の削り氷がふわふわと積み重なっていく。
「こんなに積んでどうするの? 富士山でも作るつもり?」
「かき氷は山盛りって決まってるの! 明日の分もたくさん削ってあげるから」
「いらないわよ。冷たいものを食べすぎたら、また主治医の先生に小言を言われるんだから」
文句を言いながらも、明日は戸棚から真っ赤なシロップの瓶を取り出していた。
ガラスの器の中に、純白の削り氷がふわふわと積み重なっていく。
「こんなに積んでどうするの? 富士山でも作るつもり?」
「かき氷は山盛りって決まってるの! 明日の分もたくさん削ってあげるから」
「いらないわよ。冷たいものを食べすぎたら、また主治医の先生に小言を言われるんだから」
文句を言いながらも、明日は戸棚から真っ赤なシロップの瓶を取り出していた。