世界で一番わがままな君とガラスの心臓
「来年なんて、私にあるか分からないじゃない。明日目覚めなかったら? 来月の定期検診で入院を言い渡されたら? 私にとって『将来』とか『未来』なんて言葉はね、ただの残酷な脅迫なの。約束されてもいないものを見せつけられて、生殺しにされてる気分になるのよ」
「明日……」
「だから、いらないの」
明日はふっと息を吐き、静かに目を閉じた。
「来年なんていらない。十年後の未来なんてどうでもいい。……私はね、グズグズと怯えながら生きていたくないの。どうせいつかいなくなるなら、今、この瞬間に全部を出し切って、鮮やかに燃え尽きたいのよ」
それは、今まで聞いたどんな毒舌よりも重く、切ない、明日の魂の叫びだった。
「明日……」
「だから、いらないの」
明日はふっと息を吐き、静かに目を閉じた。
「来年なんていらない。十年後の未来なんてどうでもいい。……私はね、グズグズと怯えながら生きていたくないの。どうせいつかいなくなるなら、今、この瞬間に全部を出し切って、鮮やかに燃え尽きたいのよ」
それは、今まで聞いたどんな毒舌よりも重く、切ない、明日の魂の叫びだった。