君が感情をくれたから
『ねぇ、静海くん。タメ語で話そうよ』
『じゃあ、それに伴って花﨑さん呼びも終了ね!』
なぜ、こうなったのだろうか・・・。
僕にはタメ語で話すような親しい間柄の人が出来たことがない・・・。
だから、どうすればいいのだろうか。
それに、花﨑さん呼びが駄目って好きに呼んでいいと言ったのは彼女だ。
「ねぇ、凪くん。次の授業って英語だっけ?」
「・・・そうじゃない?」
こんなことを考えても、きっと無駄だろう。
だから、考えないことにした。
とりあえず、花﨑さんのことは彩葉さんと呼ぼう・・・。
「私あんまり英語好きじゃないんだよねー。凪くんは?」
「僕は、好きでも嫌いでもないかな・・・」
彩葉さんも、僕のことを凪くんと呼ぶようになっていった。
今日一日でここまでの仲になるなんて、今までボッチだった僕からしたら大きな進歩だ。
もしかしたら、天真爛漫な彼女と居れば感情を知れるかも知れない・・・。
そう思ったけど、すぐに無理だと自分の中にいる小さな自分が否定した。
期待するだけ無駄だ・・・。
「あー、早く6時間目が来ないかなー」
そんな僕の気も知らず、彩葉さんはご機嫌だ・・・。
「凪くんは、美術は好き?」
「普通」
他愛のないことを話していると、教室に着いた。
授業が始まるギリギリで、もうほとんどの生徒が席に着いていた。
教師はまだ来ていない。
「セーフだね」
「そうだね」
席に座って英語の教科書を取り出す。
ーキーンコーンカーンコーン
授業開始を告げるチャイムが鳴って、英語の担当教師らしき人が入ってきた。
こうして、午後の授業が始まった。
『じゃあ、それに伴って花﨑さん呼びも終了ね!』
なぜ、こうなったのだろうか・・・。
僕にはタメ語で話すような親しい間柄の人が出来たことがない・・・。
だから、どうすればいいのだろうか。
それに、花﨑さん呼びが駄目って好きに呼んでいいと言ったのは彼女だ。
「ねぇ、凪くん。次の授業って英語だっけ?」
「・・・そうじゃない?」
こんなことを考えても、きっと無駄だろう。
だから、考えないことにした。
とりあえず、花﨑さんのことは彩葉さんと呼ぼう・・・。
「私あんまり英語好きじゃないんだよねー。凪くんは?」
「僕は、好きでも嫌いでもないかな・・・」
彩葉さんも、僕のことを凪くんと呼ぶようになっていった。
今日一日でここまでの仲になるなんて、今までボッチだった僕からしたら大きな進歩だ。
もしかしたら、天真爛漫な彼女と居れば感情を知れるかも知れない・・・。
そう思ったけど、すぐに無理だと自分の中にいる小さな自分が否定した。
期待するだけ無駄だ・・・。
「あー、早く6時間目が来ないかなー」
そんな僕の気も知らず、彩葉さんはご機嫌だ・・・。
「凪くんは、美術は好き?」
「普通」
他愛のないことを話していると、教室に着いた。
授業が始まるギリギリで、もうほとんどの生徒が席に着いていた。
教師はまだ来ていない。
「セーフだね」
「そうだね」
席に座って英語の教科書を取り出す。
ーキーンコーンカーンコーン
授業開始を告げるチャイムが鳴って、英語の担当教師らしき人が入ってきた。
こうして、午後の授業が始まった。