愛される星
それから何日か部屋に篭り、悩むのと吐くのを繰り返した。
大家さんは相変わらず来てくれてたけれど、一人で考えたくて、大家さんもそれに気付いていたのか少しだけ話すと帰っていった。
月が綺麗な夜だった。星がちりばめられて、月の回りで踊る。縁側で風と波音が心地良くて、知らない間にうとうとしていた。
夢を見た。
私と、小さな女の子が手を繋いで海辺を歩いている。
さっきまで笑っていたのに、急に振り返った女の子が私に向かって言う。
「お母ちゃん。早くお母ちゃんに会いたい。殺さないで、殺さないで。」