イッツ・ア・マジックショータイム!~変人マジシャンの華麗なる謎解き~
失礼といえば失礼なのだけど、不思議と誰も本気では怒ってはいない。

……まあ、神宮寺さんだからな。

僕もいつの間にか、慣れてしまっていた。

そんなある日。

僕がこの学校に転校してきてから、ちょうど二か月が経った頃のことだった。

この学校には、ちょっと変わったところがある。

市立の中学校なのに、文化祭をやるのだ。

しかも時期は七月。

普通はもう少し秋にやるものらしいけど、この学校では昔からこの時期に開催しているらしい。

クラスごとに出し物を考えて、準備して、当日はみんなで楽しむ。

そして、文化祭の目玉のひとつが――優勝したクラスに贈られるトロフィーだった。

「今年は去年よりも豪華なトロフィーなんだって」

「めっちゃすごいらしいよ」

そんな話を聞いていたので、僕もちょっと楽しみにしていた。

……のだけど。

「えー、今日は文化祭について、みんなに話があります」

突然、臨時集会が開かれた。

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