禁断呪物を差し上げます。~死のタイムマシン~
なんでこのイジメが始まったのかわからない。
きっとそのくらいささいなことだったんだろう。
でも、それが高2になってからだということは確かだ。
授業が始まっても全然頭に入らない。
いくらイジメられてクラスメイトに助けない視線を送ってもそれに答えてくれる人はいない。
そのたびに孤独を感じた。
今思い返せば友達と呼べる人はこのクラスにはあまりいなかった。
あまり友達のいないぼっちと仲間の多く発言力のあるふみ。
どちらにつけば有利かその答えは誰に聞いたって同じだろう。
「--!-田!真田!!」
急に自分の名前を呼ばれハッと我に返る。
声の方に顔を向けると担任の村中がこっちを見ながら睨んでいた。
村中はとにかく厳しい先生ということで有名だった。
「え?…あ…はい。何でしょう?」
「では、教科書123ページの問い3を解きなさい。」
教科書123ページ!?
そういえば教科書すら開いてなかった。
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