禁断呪物を差し上げます。~死のタイムマシン~
教室に戻るともう授業が始まったいた。
みんなが私を一斉に見る。
髪が濡れていることよりもみんなの視線は私の着ている体操着に集まった。
そうか。
これはひかりのだからだ。
「真田。どうして遅れた?」
私の姿を見て大体のことを把握したみたいだったけど一応のためか村中が私に聞いた。
「ちょっと腹痛で…。」
保健室と同じ言い訳を使い席に座る。
村中はちょっと疑うような目をした後、
「そうか。また調子が悪くなったら言え。」と言って授業を進めた。
「その体操着どうしたの?」
コソッと美琴が聞いてくる。
「借りた。」
小声で返すも美琴は「岡山さんから?」と驚きを隠せなそうに目を丸くした。
私は黙って頷いて黒板の文字を必死に写し遅れを取り戻した。

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