禁断呪物を差し上げます。~死のタイムマシン~
「あぁ…」
声に出したけどもう遅かった。
全て散らばり、半分くらいは坂の下に落ちてしまい修復はほぼ不可能だ。
あれはたまきと買った大切な宝物だったのに。
大事にするって言ったくせに…
涙が出てきた。
それと同時に何かが頭でぷつんと切れた。
私はたまきを思いっきり突き飛ばし、家に向かって走り出した。
私たちはもう元の関係には戻れない。
そう教えられたような気がした。
今思えばたまきは突然、お揃いのブレスレットを付けなくなった。
その頃からかな?
ふみたちと一緒にいるようになったのは。
最初のうちはなにかふみたちに脅されてるのかとおもってた。
でも今日ではっきりした。
これはたまき自信の意思だ。
< 38 / 70 >

この作品をシェア

pagetop