禁断呪物を差し上げます。~死のタイムマシン~
そうなるともう止めることはできない。
独りぼっちのまま、学校生活を終えるんだ。
涙は止まらず道に後を付け続ける。
家の玄関を勢いおく開け自分の部屋に入る。
ベッドにうずくまりこれからを考える。
おそらく今日の出来事で怒らせたのはあきらかだ。
明日からさらにエスカレートするのは目に見える。
どうして?
私が何をしたって言うのよ…
たまき。
いつしか涙は止んでいた。
頭が回らずぼんやりしていると、ドアがノックされた。
きっと、母だ。
「杏?入るんでしょ?」
日の心配する声がドア越しに聞こえる。
しばらく無視するとドアが開いて勝手に母が入ってきた。
「電気も付けずに何してるのよ?」
< 39 / 70 >

この作品をシェア

pagetop