禁断呪物を差し上げます。~死のタイムマシン~
「痛っ!!」
なんと紙にカミソリが付いていた。
しかも、運悪く私の手を直撃した。
血がポタポタと出てきて床にシミを作っていく。
「あ~あ!何してんの~?」
ふみが呆れたように言う。
アンタのせいでしょ!?
そう言いたくなったがぐっとこらえる。
今、言ったってしらばっくれるだけだ。
「汚~い!掃除しておいてよね?」
まるでゴミでも見るように紗絵と美恵が離れる。
「………」
痛みと悲しみと怒りで体が熱くなる。
「わぁ!大丈夫!?」
ちょうど来た美琴ちゃんが私に駆け寄ってくる。
「切っちゃった?保健室行く?」
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