禁断呪物を差し上げます。~死のタイムマシン~
女子トイレの周りに女子たちが集まっている。
「なにか…あったの…?」
小声で隣の人に聞くと「なんか制服詰まってたらしいよ?」
ビンゴ…
絶望が広がり心を黒く染めていくのが分かった。
「なにトイレで集まってんのぉ?邪魔だよ。」
良子とみらびがトイレの真ん中まで着たくらいのタイミングで入ってきた。
道がスゥーと空き、王道が開いた。
「な……なんか…制服が詰まってるらしくて…」
一人の生徒が絞り出したような声で言う。
「ふぅ~ん。」
興味なさそうに詰まっいると見られる3番目の個室の隣に入っていった。
野次馬が減ったタイミングで制服に近づく。
『真田杏』
名前はインクがにじんで広がっていた。
もう着れない…

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