禁断呪物を差し上げます。~死のタイムマシン~
「どうしたの?顔色悪いよ。」
教室に戻ったらたまきが自分の席に座りひじをついてこちらをみていた。
「なんでもない。なんでもない。」
そう言って手をひらひら振ってみたものの誤魔化しきれなかった。
「保健室行きなよ。」
苦笑いしながらも心配してくれてることが伝わりなんだか申し訳ない。
「杏、『セルビアダンシングレディ』って知ってる?」
セルビアダンシングレディ?
そういえばこの頃はグラスで都市伝説が流行っていた気がする。
「ううん。なにそれ。」
「セルビアダンスを真夜中に踊っている女性だって。見つかると包丁で襲ってくるらしいよ。」
「怖すぎでしょ。」
「セルビアにしかいないと思われてたんだけど最近だの日本でも見つかっているらしいよ。」
セルビアダンスって言うものを知らなかったので検索してみるとなんか不気味なダンスだった。
踊っている人は大体夜に居て隠し撮りかなんかの企画にも見えた。
何で流行ってるんだろ。
よく考えると前とは違うことも結構あった。
私が違う行動をしているのもそうだけど毎日『何かが違う』気がする。
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