先生に、100回目の告白。
「全部顔に出てる。分かりやすすぎ。」
そう言って先生は持っていたペンで私のおでこをぺちと叩いた。
「いてっ。」
じんわり広がる痛みに、私はおでこを抑えながら先生を睨んだ。
「何するんですかっ。」
私が鋭い視線を送っても、先生はフッと笑うだけで効果がないみたいだ。
「お前意外と頑固なタイプだな。」
ニヤリと笑ったままそう言う先生に、
「意外ですか?私結構頑固ですよ。」
私も負けじと言い返した。
先生は再び息を吐くとシャツの手に持っていたペンをノックして、
「一回しか言わないからよく聞けよ。」
そう言ってプリントの隅に図を書きながら、なんでこうなるのか?を解説し始めた。
「だからこれがこうなって、ここのSが〜…。」
ぶっきらぼうな口調とは裏腹に、
一つずつ紐を解いていくように丁寧に説明してくれていて、
馬鹿な私も一発で理解した。