先生に、100回目の告白。

あーやだやだ。



私の耳、ちゃんとえだちゃんの話聞いてよ。



そうやって命令しても聞こえてくるのは自分のうるさい心臓の音と廊下の足音だけ。




たまらず、ふうっ、と息をついた。




その瞬間教室の後ろのドアがガラッと音を立てて開いた。





息を吐いて整えた鼓動も、すぐに騒がしくなる。




そしてその音がした方を反射的に横目で見た。




バカ、何で見ちゃうの。



見るのやめて、ちゃんと前向いて!!



そうやって言い聞かせても、体はいうことをきかなかった。




< 19 / 108 >

この作品をシェア

pagetop