先生に、100回目の告白。
黒い髪に白い肌。
黒縁眼鏡の奥に潜む切れ長の目は、クラス全体をじっと見つめてる。
ー浅生先生だ。
飄々と立っている先生が視界の端っこに映って、
それから訳がわからないほど息苦しくなった。
浅生先生はうちのクラスの副担任で、数学を担当している先生だ。
見た目はいいけど、とにかく口が悪くて生徒からは敬遠されがち。
かくいう私も嫌いじゃないんだけど、
壁があって絡みづらい先生だなって思ってた。
昨日までは。
あの普段見ないような表情と、自分のことは構わず私に傘を貸してくれた優しさを持ってるんだって、昨日初めて知った。
好き…なのかな。
いや、まさか!まさかね!!
ただ、ちょっと気になるだけ!
私は心の中でそう呟いて、ひとりでに顔を赤くした。