先生に、100回目の告白。
「やっほー!」
元気よく手を振る私に、先生はタバコの火を消すと無言で私に背を向けた。
それからその場を去ろうとする先生に、「浅生先生!?待ってよー!」と駆け寄って一生懸命引き留めた。
こんなところで引いちゃダメ!
負けるな、こはる!!
そう自分を鼓舞した。
それから灰皿から離れた右腕を思い切って掴んだ。
シャツ越しに伝わる体温に
いつもだったら頭が沸騰しそうになるはずなのに、
この時の私はそんなことよりも逃してたまるかっていう気持ちが強すぎてそれどころじゃなかった。