先生に、100回目の告白。
「…私、なりたい職業があるんですけど、どこの学校に行ったらいいのか、選択肢が多くて分からなくて。」
「ふうん。」
おずおずと話す私に、浅生先生はあまり興味なさそうに返した。
「で、その夢ってのは?」
単刀直入に聞く先生に
「えっと…。」
口をもごもごさせて言い淀んだ。
えっとー…。
言わなきゃいけないし、
言わなきゃ何も始まらないのは分かってるんだけど。
弁護士に、なりたいって。
小さい頃からの夢だった。
お父さんが弁護士で、
たくさんの人を守ってきて、
たくさんの人にありがとうって言われて、
かっこよくて憧れだった。