先生に、100回目の告白。
……そういえばこの間もこんなプリントもらったかも。
そう思い出していると、浅生先生は続けた。
「マンツーマンで教えるには、俺の時間がなさすぎるから。
数学を勉強したいって言うんならとりあえずそれに来れば?」
そうぶっきらぼうに言う先生に、私は一瞬ポカンとして、それからフッと笑った。
ああ、先生は私が昨日数学を教えてって言って
断ったことを気にしててくれたんだ。
なんか先生って不思議な人。
口も悪くて、無愛想で、何も気にしてませんって飄々とした顔してるのに
たまに優しいし、いたずらっ子みたいに笑うし、こうやってフォローもしてくれるし。
……冷たいんだか優しいんだか分かんないなあ。