攻略対象の想い人は、ナレ死予定の転生聖女 欠損を肩代わりしたら、なぜか曇った三英雄が執着してくるのですが?
「相変わらず、仲良しだね。羨ましいなぁ……」
「殿下」
「僕も、仲間にいれてくれないか?」
「断る」
普段であれば、テントから引き籠もって出てこないはずのルドルフが颯爽と姿を見せたかと思えば、口元だけを綻ばせてフェドクスと睨み合いを初めてしまった。
――この2人が喧嘩なんて、珍しい。
一体どういう風の吹き回しだろう?
「そう言うと思ったよ。君は本当に、過保護だね」
「何が目的だ」
「エミリエと、話がしたいんだ。2人きりで」
こちらが不思議に思っている間も、殿下の暴走は続く。
――あ。
地雷を踏んだ。
ルドルフの口から笑顔で発された内容を聞いて、戦々恐々とするのは無理もない。
私に対するフェドクスの執着心は、異常の一言に尽きる。
24時間365日、目の届くところに置いておきたいタイプの男が、奪い取りたいと宣言されたらどうなるか――。
「許すと思うか」
「君はただの護衛騎士。主君の命令には逆らえない。そうだろう?」
相手がどれほど敬うべき人間相手であったとしても、牙を剥く。
「殿下」
「僕も、仲間にいれてくれないか?」
「断る」
普段であれば、テントから引き籠もって出てこないはずのルドルフが颯爽と姿を見せたかと思えば、口元だけを綻ばせてフェドクスと睨み合いを初めてしまった。
――この2人が喧嘩なんて、珍しい。
一体どういう風の吹き回しだろう?
「そう言うと思ったよ。君は本当に、過保護だね」
「何が目的だ」
「エミリエと、話がしたいんだ。2人きりで」
こちらが不思議に思っている間も、殿下の暴走は続く。
――あ。
地雷を踏んだ。
ルドルフの口から笑顔で発された内容を聞いて、戦々恐々とするのは無理もない。
私に対するフェドクスの執着心は、異常の一言に尽きる。
24時間365日、目の届くところに置いておきたいタイプの男が、奪い取りたいと宣言されたらどうなるか――。
「許すと思うか」
「君はただの護衛騎士。主君の命令には逆らえない。そうだろう?」
相手がどれほど敬うべき人間相手であったとしても、牙を剥く。