攻略対象の想い人は、ナレ死予定の転生聖女 欠損を肩代わりしたら、なぜか曇った三英雄が執着してくるのですが?
「ご安心ください、お師匠様。これからはあなたの異能を、私が有効活用して差し上げますので……」
「な……! あなた、何をする気ですの……!?」
――サキュバスが異変を察知して手を離そうとした時には、もう遅い。
私は「窃盗」の力を使い、彼女の異能を吸い取った。
「いやあ! わ、わたくしの力が……っ。す、吸い取られて……!」
魔物が悲鳴を上げ、私から手を離す。
よろよろと後退していく姿を目にして、すぐさまこちらもバックステップを使って後ろへ退避する。
「エミリエ!」
そうこうしている間に、私の前へフェドクスが立ち塞がった。
彼は異能を奪われたショックで混乱するサキュバスに狙いを定め、的確に剣を振るってダメージを与えている。
「いやぁああ!」
長い髪を振り乱し、絶叫する姿は無様としか言いようがない。
これで、1つ目の目的は達した。
残るは――ガザンの治療だけだ。
「エミリエ! 勝手な行動をするな!」
私は静止する幼馴染の声を無視して、急ぎ足で彼の元へ向かう。
「な……! あなた、何をする気ですの……!?」
――サキュバスが異変を察知して手を離そうとした時には、もう遅い。
私は「窃盗」の力を使い、彼女の異能を吸い取った。
「いやあ! わ、わたくしの力が……っ。す、吸い取られて……!」
魔物が悲鳴を上げ、私から手を離す。
よろよろと後退していく姿を目にして、すぐさまこちらもバックステップを使って後ろへ退避する。
「エミリエ!」
そうこうしている間に、私の前へフェドクスが立ち塞がった。
彼は異能を奪われたショックで混乱するサキュバスに狙いを定め、的確に剣を振るってダメージを与えている。
「いやぁああ!」
長い髪を振り乱し、絶叫する姿は無様としか言いようがない。
これで、1つ目の目的は達した。
残るは――ガザンの治療だけだ。
「エミリエ! 勝手な行動をするな!」
私は静止する幼馴染の声を無視して、急ぎ足で彼の元へ向かう。