禁忌の花 〜最強になったらイケメン寄ってきた〜
ノアが苦笑する。


「やった!!」


ルカが飛び跳ねた。私も、胸の奥が少しだけ弾んだ。

初めての実戦。自分の魔法が、どこまで通用するのか。
少し怖いけど___楽しみだ。


「アイリス」

「ん?」


ノアが私の目を見る。


「怖くなったら、すぐ俺のところに来るんだよ」

「……うん」

「絶対だからね」


いつもより真剣な声。私は小さく頷いた。


「大丈夫。だってお兄ちゃんがいるもん」


その言葉に、ノアは少しだけ目を細めた。


「……そうだな」


優しい手が、また私の頭を撫でる。


「俺がいるから、大丈夫」


その言葉が、なぜだか胸に残った。
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