禁忌の花 〜最強になったらイケメン寄ってきた〜
そう言って、シオンは私の頭に、ぽんと手を置いた。
「ただし___俺から離れるなよ」
「……分かった!」
「お前が強くなるまで、俺が見ててやる」
シオンは片方の口角を上げて言った。
あまりにも自然に言うものだから、一瞬、意味を理解するのが遅れた。
「……ありがとう」
小さく頷く。
ただの約束なのに、妙に安心する。
「じゃあ、行こう」
「……あぁ」
私が笑うと、シオンは手を離した。その横で、フィンがじっとシオンを見る。
「……シオンさん、最近ちょっと甘くない?」
「……」
「気のせい?」
「気のせいだ」
「……ふーん」
フィンは意味ありげに私を見る。
「どうしたの?」
「んー、なんでもない」
……なんなの、この二人。
___その後、フィンが手際よくギルドへの登録を済ませてくれた。
必要事項を書き込み、簡単な説明を受ける。
「はい。これで登録完了」
「ありがとう、フィン!」
「……別に」
フィンはそっぽを向いた。
「シオンさんに頼まれただけだから」
「それでも助かったよ」
少しだけ沈黙。
「……どういたしまして」
小さな声に、私は思わず笑ってしまう。
最初はあんなに睨まれていたのに、今ではこうして普通に話してくれる。まだ少し距離はあるけど___前よりずっと近く感じる。
「……依頼を探すか」
壁に並ぶ依頼書へ目を向ける。
胸が高鳴る。ここから、私の新しい旅が始まるんだ。
「ただし___俺から離れるなよ」
「……分かった!」
「お前が強くなるまで、俺が見ててやる」
シオンは片方の口角を上げて言った。
あまりにも自然に言うものだから、一瞬、意味を理解するのが遅れた。
「……ありがとう」
小さく頷く。
ただの約束なのに、妙に安心する。
「じゃあ、行こう」
「……あぁ」
私が笑うと、シオンは手を離した。その横で、フィンがじっとシオンを見る。
「……シオンさん、最近ちょっと甘くない?」
「……」
「気のせい?」
「気のせいだ」
「……ふーん」
フィンは意味ありげに私を見る。
「どうしたの?」
「んー、なんでもない」
……なんなの、この二人。
___その後、フィンが手際よくギルドへの登録を済ませてくれた。
必要事項を書き込み、簡単な説明を受ける。
「はい。これで登録完了」
「ありがとう、フィン!」
「……別に」
フィンはそっぽを向いた。
「シオンさんに頼まれただけだから」
「それでも助かったよ」
少しだけ沈黙。
「……どういたしまして」
小さな声に、私は思わず笑ってしまう。
最初はあんなに睨まれていたのに、今ではこうして普通に話してくれる。まだ少し距離はあるけど___前よりずっと近く感じる。
「……依頼を探すか」
壁に並ぶ依頼書へ目を向ける。
胸が高鳴る。ここから、私の新しい旅が始まるんだ。