君の歌声に恋をした。天才作曲家と無自覚天然少女。


「澪、そこ」


「はい?」


「音程、少しだけ低い」


「えっ」




澪が慌ててヘッドフォンを外す。


「ほんとですか?」


「うん。ここ」




小海が画面を指差す。


澪が隣から画面を見る。


肩が触れそうな距離になる。


「……」


澪はなぜか急に緊張した。
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