君の歌声に恋をした。天才作曲家と無自覚天然少女。

作曲用の機材。


本棚。


大学の教材。


机の上に置かれた楽譜。



そして、キッチンには一人暮らしらしい簡単な食器が並んでいる。




「……なんか、小海さんっぽいです」


「どういう意味?」


「静かで、綺麗で……でも音楽のものがいっぱい」


「そう?」


「はい」


小海は少し笑った。
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