屋敷を守るための契約結婚だったのに、気づけば冷徹社長に囲い込まれていました
「分かりました! その契約結婚、引き受けます! 覚悟しててください。私、社長に好きになってもらえるように頑張りますから」
社長を私に早々に惚れさせて、すぐにでもこんなバカげた契約結婚を終了させることを心に誓った。
朝霧社長は相変わらず無表情だったが、次の瞬間、社長の口元が、ほんのわずかに緩んだように見えた……のは気のせいだろうか。