一緒にいたくて男装執事になったのに~嫉妬と溺愛とまりません~【隣国編】

あからさまに謝りながらへこんでいくシルヴィオ様の姿になんだか笑えてしまう。

儚い雪の王子様は、どこに行ったんだろう?

表情が分かりやすいシルヴィオ様は、第一王子って感じもしなくて、彼の雰囲気に親近感が湧いてくる。


くすくすと笑いがごぼれて、いつも通りの満面の笑みで返事をする。


「くすっ……大丈夫ですよ!でもこんなにも完璧な男の子いませんよ~?」

そして、ショートカットの髪の毛を揺らし笑顔で「次からは間違えないでくださいねっ?」と、付け加える。


私はいつもの様に口を滑らせてしまった。


だけれど、そんな私にシルヴィオ様は太陽のような朗らかな笑顔で

「そうだね。君はかっこいい男の子だね」

と、優しく返してくれた。

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