冷徹執事は溺愛を隠さない
零の部屋にいるからか。

零が部屋着だからかは分かんない。

だけどこれだけは分かる。


今の私、絶対顔赤い・・・・・・。


「顔赤すぎ。男に免疫無さ過ぎ。そりゃそうか俺が遠ざけさせてるんだもんな」

そう言いながら零は私の耳元に口を運ぶ。

「俺の欲しい物、お前」

耳元で響いた零の声。

零の声が低いせいか耳がビクッとする。

「可愛すぎ」

「ん、ぇぁっ・・・・・・!?」

こんな零、私は知らないっ・・・・・・。

「れ、い・・・・・・?」

「煽るな焦らすな馬鹿。人間の男ほど怪物が潜んでる生き物いないんだよ」

ど、ういう・・・・・・?

「だから。俺の欲しい物はお前何だって。胡々。お前」

そう言いながら私を指さす零。

信じ、られない・・・・・・。

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