あやかしと宇宙防衛隊
「確かに、ヴィンセントくんの知識量はすごいね。クラブが驚いてた」

ヴィンセントとペアになったクラブは、スペードたちよりも先に金星に向かった。その際、ヴィンセントが金星についてのことを話しており、翻訳機を使ってその内容を確認したクラブは「十五歳でこの知識量!?」と驚いていた。

「スペード!レオナードくん!月のことはボクたちに任せてよ!月での捜索は隊長がしてくれるみたいだし」

メグが手を振る。スペードは軽く、レオナードは元気よく手を振った。

「レオナードくん、そろそろ出発するけど大丈夫?」

「おう!バッチリだぜ!」

スペードは転送装置を操作する。スペードとレオナードが光に包まれ、木星へと転送された。

「ここが木星……!!」

レオナードが目を輝かせる。二人がいるのは、何の開拓もされていない丸裸の土地だった。遠くに木星都市が見える。木星は主成分がガスや液体のため、固い地面はない。しかし、木星に移り住もうと決めた人たちの技術により、地面開拓が行われたのだ。
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