あやかしと宇宙防衛隊
『かしこまりました。お席にご案内しますね』

二人用テーブルに案内され、メニューを渡される。どうやら木星では、地球や月のファストフード店のようにカウンターで注文するのではなく、レストランのように店員が来て注文を聞くスタイルのようだ。

(木星なんて滅多に来ないから、全然知らなかった……)

数分後、注文したハンバーガーとポテトとドリンクが届く。レオナードが「デカッ!!」とハンバーガーの大きさに驚いていた。テーブルの上に乗ったハンバーガーは、顔くらいのサイズがある。

「……これだけ大きいと、食べ応えあるね」

食事量が多いスペードは喜びを感じつつ、ハンバーガーにかぶり付く。レオナードも同じようにハンバーガーにかぶり付いた。

「うま!!」

「うん。おいしいね」

レオナードは満面の笑みを浮かべる。その表情を見て、スペードはハートを思い出していた。

(ハートもおいしそうに食べるよね。このファストフード店に来たらどんな反応してたんだろ)
< 18 / 29 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop