あやかしと宇宙防衛隊
「何、ここ……」
鉄格子を見つめるイヅナに対し、「私たち、捕まってしまったみたい」と声がかけられる。振り返ったイヅナは驚いた。そこにいたのは、スート特殊小隊の一人であるハートだったからだ。
「ハートさん?どうして……」
「任務の途中で知らない男性に連れ去られたんだ」
そう話すハートの足元には、鎖が鈍い光を浴びている。イヅナも足元を確認した。自分の左足首にも、足枷が付けられていた。
(外せそうにないな……)
ツヤならば、このような拘束は力任せに引きちぎっていただろう。しかし今、ここにいるのは非力な自分である。
「ツヤさんだったらな……」
「ダイヤさんだったら……」
イヅナとハートは同時に言葉を口にしていた。顔を見合わせ、ほんの少し笑う。その時だった。コツコツと足音が響く。イヅナは怯え、ハートがイヅナを庇うように前に出た。
「目が覚めたか」
鉄格子の前に立ったのは、イヅナとハートを攫った男性だった。ハートが口を開く。
「あなたは誰ですか?何が目的ですか?」
震える声で訊ねたハートに対し、男性は眉一つ動かすことはなかった。淡々とどこか機械的な声が響く。
鉄格子を見つめるイヅナに対し、「私たち、捕まってしまったみたい」と声がかけられる。振り返ったイヅナは驚いた。そこにいたのは、スート特殊小隊の一人であるハートだったからだ。
「ハートさん?どうして……」
「任務の途中で知らない男性に連れ去られたんだ」
そう話すハートの足元には、鎖が鈍い光を浴びている。イヅナも足元を確認した。自分の左足首にも、足枷が付けられていた。
(外せそうにないな……)
ツヤならば、このような拘束は力任せに引きちぎっていただろう。しかし今、ここにいるのは非力な自分である。
「ツヤさんだったらな……」
「ダイヤさんだったら……」
イヅナとハートは同時に言葉を口にしていた。顔を見合わせ、ほんの少し笑う。その時だった。コツコツと足音が響く。イヅナは怯え、ハートがイヅナを庇うように前に出た。
「目が覚めたか」
鉄格子の前に立ったのは、イヅナとハートを攫った男性だった。ハートが口を開く。
「あなたは誰ですか?何が目的ですか?」
震える声で訊ねたハートに対し、男性は眉一つ動かすことはなかった。淡々とどこか機械的な声が響く。