【偽】カップルですが、本当の恋を教えてください
「私と・・・」
正直これはすごく魅力的で・・・すごく苦しい提案だ。
あの孤独と失望を味わうことは、もう無くなるだろうか。
一度離れた音楽と、もう一度向き合えるだろうか。
「もちろん、今決めろってわけじゃない。決まるまでは、ただ音を鳴らして楽しもう」
「・・・ありがとう、ございます」
緋雁さんの言葉で、初めて‟キーボード”に触れた。
ずっとピアノだけだったから・・・たくさんボタンや回すところがある・・・。
「即興でいけたりする?」
「楽譜があれば・・・」
キーボードは初めてだから、ピアノのようにうまくいくかは分からないけど・・・。
渡された楽譜どうりに音を鳴らすと、合わせるようにドラムとギターが響きだす。
続いて緋雁さんの歌が音楽に乗り、1つの曲が流れた。
久しぶりの感覚にチラリと横を見ると、ちょうど緋雁さんと目が合う。
これ・・・楽しいかもっ・・・!
♡───────────────────────♡
「上手いね桃祢!どうだった?」
「楽しかったです・・・!」
ずっと個人で演奏してたから・・・しかも競争してたから、みんなで1つの曲を作り上げるって、こんなに楽しいんだ・・・!
「それはよかった。じゃあ、次集まる時はこの曲やってみよう」
「練習してきます!」
新しい楽譜をもらい、これからどんなことが起こるのかワクワクしながら3人の顔を見る。
うん・・・やっぱりこれは、運命かも!
「連絡先、交換しとこっか」
「はい!」
誰かと連絡先を交換するのは、何年ぶりだろう・・・!
友達だった子の連絡先も、もう持っていない。
笑顔で人と接することが出来たのも、ずっと昔だ。
「これって・・・」
「そう。雁。ガンともいうね。緋雁だから」
緋雁さんのアイコンは、鳥の雁。
なんだかおしゃれだ・・・!私も桃とかにしようかな。
「珀亜さんは・・・」
「海と琥珀。音海珀亜」
なるほど・・・珀亜さんも名前に関連してるんだ。
宝石の琥珀にピントが合わせられていて、ぼやけて見える海がきれいでおしゃれだ。
「俺は葛餅だぞ~」
「くずもち・・・」
蛍じゃなくて葛にいくんだね、葛さん・・・。
それも独特でいいというか、逆におしゃれというか。
「また連絡するね、気を付けて」
「はい、じゃあまた」
なんだか名残惜しいけど・・・今日は帰ろう。
久しぶりにピアノも触ろう。ちゃんと食べて、ちゃんと寝よう。
もう一回・・・生きてみよう。
正直これはすごく魅力的で・・・すごく苦しい提案だ。
あの孤独と失望を味わうことは、もう無くなるだろうか。
一度離れた音楽と、もう一度向き合えるだろうか。
「もちろん、今決めろってわけじゃない。決まるまでは、ただ音を鳴らして楽しもう」
「・・・ありがとう、ございます」
緋雁さんの言葉で、初めて‟キーボード”に触れた。
ずっとピアノだけだったから・・・たくさんボタンや回すところがある・・・。
「即興でいけたりする?」
「楽譜があれば・・・」
キーボードは初めてだから、ピアノのようにうまくいくかは分からないけど・・・。
渡された楽譜どうりに音を鳴らすと、合わせるようにドラムとギターが響きだす。
続いて緋雁さんの歌が音楽に乗り、1つの曲が流れた。
久しぶりの感覚にチラリと横を見ると、ちょうど緋雁さんと目が合う。
これ・・・楽しいかもっ・・・!
♡───────────────────────♡
「上手いね桃祢!どうだった?」
「楽しかったです・・・!」
ずっと個人で演奏してたから・・・しかも競争してたから、みんなで1つの曲を作り上げるって、こんなに楽しいんだ・・・!
「それはよかった。じゃあ、次集まる時はこの曲やってみよう」
「練習してきます!」
新しい楽譜をもらい、これからどんなことが起こるのかワクワクしながら3人の顔を見る。
うん・・・やっぱりこれは、運命かも!
「連絡先、交換しとこっか」
「はい!」
誰かと連絡先を交換するのは、何年ぶりだろう・・・!
友達だった子の連絡先も、もう持っていない。
笑顔で人と接することが出来たのも、ずっと昔だ。
「これって・・・」
「そう。雁。ガンともいうね。緋雁だから」
緋雁さんのアイコンは、鳥の雁。
なんだかおしゃれだ・・・!私も桃とかにしようかな。
「珀亜さんは・・・」
「海と琥珀。音海珀亜」
なるほど・・・珀亜さんも名前に関連してるんだ。
宝石の琥珀にピントが合わせられていて、ぼやけて見える海がきれいでおしゃれだ。
「俺は葛餅だぞ~」
「くずもち・・・」
蛍じゃなくて葛にいくんだね、葛さん・・・。
それも独特でいいというか、逆におしゃれというか。
「また連絡するね、気を付けて」
「はい、じゃあまた」
なんだか名残惜しいけど・・・今日は帰ろう。
久しぶりにピアノも触ろう。ちゃんと食べて、ちゃんと寝よう。
もう一回・・・生きてみよう。