【偽】カップルですが、本当の恋を教えてください
Echoly 始動!
12月15日。
2回目の・・・交流会?が今日で、私はしっかりと意志を固めてきた。
「やっほー桃祢」
「や、やっほー・・・緋雁、」
スタジオの扉を開ける前に、隙間から顔をのぞかせる・・・緋雁。
連絡先を交換してからは暇さえあればお話しするようになって。
年齢は葛が5つ上、緋雁と珀が3つ上ということも知って、私の過去のことも話して。
流れで、お互いを呼び捨てにして、タメ口を使うという約束をしてしまった。
「チャットではやっと慣れてきたのにね」
「面と向かってはわけが違うというか・・・」
年上にタメ口で話すのも、男の人の名前を呼び捨てにするのも、なんだか恥ずかしい。
とりあえず中に入ると、ドラムの隣に立ってなにかを話していた珀と葛が、こっちを見た。
「やっほ桃祢」
「2週間ぶり~」
「・・・うん、やっほー」
やっぱり・・・この空間、すごく温かいな。
だから・・・私の決断はきっと、間違いじゃないと思う。
「1回通そうか」
「うん」
楽しみにしていたその言葉が発せられ、期待に胸を弾ませてキーボードの前に立ち、ドラムの音を待つ。
派手にクラシン(クラッシュシンバルの略)が鳴り、スネア(スネアドラムのこと。小太鼓のようなもの)のロール(正解発表の時のドゥルルルル・・・というもの)が始まった。
私の入りはエレキの珀と同じで、珀と頷き合って同時に入る。
「・・ふふ」
これを青春というんだろうか。
私が、音楽にすべてを賭け、すべてを失った時間。
もしそうなら・・・これはこれで、悪くないな。
「桃祢もっとー!」
「はーいっ!」
「は・く・あ!」
ほら、こんあにも楽しくて幸せだ。
私は・・・この時間のために生きていたのかな。
♡───────────────────────♡
「桃祢、ここはコンクールでもなんでもないよ、もっと自由に!楽譜なんて変えちゃおう」
「自由に・・・あっ、じゃあここ・・・こうしてもいい?」
「もちろん!」
バンドって・・・こういうものなんだ。
ずっと楽譜どうりに、作曲者の考えを汲み取りながらクラシックばかりをやってきたから。
だからバンドは・・・私にとって、なにもがすごく新鮮で面白い。
「あの・・・みんな、お話があって」
「ん?じゃあ座ろっか。床になるけど」
もう一回演奏してみて、さっきよりももっと、想いが強くなった気がする。
よし・・・私の考えを、気持ちを伝えないと。
3人が真剣な顔で見つめてくるのに安心して、深呼吸して口を開いた。
2回目の・・・交流会?が今日で、私はしっかりと意志を固めてきた。
「やっほー桃祢」
「や、やっほー・・・緋雁、」
スタジオの扉を開ける前に、隙間から顔をのぞかせる・・・緋雁。
連絡先を交換してからは暇さえあればお話しするようになって。
年齢は葛が5つ上、緋雁と珀が3つ上ということも知って、私の過去のことも話して。
流れで、お互いを呼び捨てにして、タメ口を使うという約束をしてしまった。
「チャットではやっと慣れてきたのにね」
「面と向かってはわけが違うというか・・・」
年上にタメ口で話すのも、男の人の名前を呼び捨てにするのも、なんだか恥ずかしい。
とりあえず中に入ると、ドラムの隣に立ってなにかを話していた珀と葛が、こっちを見た。
「やっほ桃祢」
「2週間ぶり~」
「・・・うん、やっほー」
やっぱり・・・この空間、すごく温かいな。
だから・・・私の決断はきっと、間違いじゃないと思う。
「1回通そうか」
「うん」
楽しみにしていたその言葉が発せられ、期待に胸を弾ませてキーボードの前に立ち、ドラムの音を待つ。
派手にクラシン(クラッシュシンバルの略)が鳴り、スネア(スネアドラムのこと。小太鼓のようなもの)のロール(正解発表の時のドゥルルルル・・・というもの)が始まった。
私の入りはエレキの珀と同じで、珀と頷き合って同時に入る。
「・・ふふ」
これを青春というんだろうか。
私が、音楽にすべてを賭け、すべてを失った時間。
もしそうなら・・・これはこれで、悪くないな。
「桃祢もっとー!」
「はーいっ!」
「は・く・あ!」
ほら、こんあにも楽しくて幸せだ。
私は・・・この時間のために生きていたのかな。
♡───────────────────────♡
「桃祢、ここはコンクールでもなんでもないよ、もっと自由に!楽譜なんて変えちゃおう」
「自由に・・・あっ、じゃあここ・・・こうしてもいい?」
「もちろん!」
バンドって・・・こういうものなんだ。
ずっと楽譜どうりに、作曲者の考えを汲み取りながらクラシックばかりをやってきたから。
だからバンドは・・・私にとって、なにもがすごく新鮮で面白い。
「あの・・・みんな、お話があって」
「ん?じゃあ座ろっか。床になるけど」
もう一回演奏してみて、さっきよりももっと、想いが強くなった気がする。
よし・・・私の考えを、気持ちを伝えないと。
3人が真剣な顔で見つめてくるのに安心して、深呼吸して口を開いた。