経営企画部の彼が半年間、彼女に連絡できなかった理由│Quiet Strength×Soft Strength2
「凄い可愛い」

 その言葉だけで、また体が疼いた。本当にもう、崩れちゃう。崩れちゃう崩れちゃう。焦らさないで。おかしくなりそう。

 泣きながら喘いだら、分かった分かったと言わんばかりに、司は綾音の好きな部分を撫でてくれた。手でも舌でもこれでもかと可愛がってくれる。そんな事されたら、もう耐えられない。

「あ…あ……う……ん、んー…っ」

 ……ばら…ばらばらばら……っ。と、耳障りのいい音を立てて、それは一気に全部崩れ落ちた。音も崩れ方も全部が気持ち良い。ああ、崩れちゃった、と思う気持ちと、どこか感じる爽快感の様なものをじっくりと噛み締める。

 …はー…はー…っ。と、必死に呼吸をする。積み上げられて焦らされて、最後は綺麗に崩されて、充実感を体に残された。丁寧に愛された余韻は幸福感をくれる。泣きそうになった。

 その綾音の体が不意に揺れる。

 え?

 ぞくぞくっと体がまた震えて、目を丸くして見上げたら目が合った司は笑った。

 あれ? ……嘘。
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