経営企画部の彼が半年間、彼女に連絡できなかった理由│Quiet Strength×Soft Strength2
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その後、司は言った通り、自分の仕事を片付けると「お先に失礼します」と言ってさっさと出て行った。その様子に経営企画の人間が顔を見合わせる。十九時前。一般的には決して早い時間ではないけれど、司がいなくなるには珍しい時間だ。だらだらと仕事をすることは一度もなかったけれど、年明けからこっち、一度もこの時間に帰ったことは無い。急にどうしたんだろう。
そこにドアの開く音がした。
「上野ー? CFOが相談したいことがあると…」
そう言いながら入ってきた部長は、司の席を見て言葉を止めた。いない。そして、何処に行った? と周囲に目で問うと、部下は顔を見合わせた。
「もう帰りました」
「もう? …そ、そうか…」
時計を見て、十九時を過ぎていることを確認する。この時間が普通になっていることに反省した様子の部長はCFOに伝える為か、そのまま部屋を出ていった。
それを見ながら沢渡が竹田に話しかけてくる。
「上野君、どうしたの? 大丈夫?」
「体調は悪くなさそうだったけど何があったのか…。個別ミーティングの後、急に帰るって言い出して…」
「でも、フォローアップもやらないなんて変じゃない? いつも直ぐに検討してたのに」
「それは、もうする必要が…」
そこにドアの開く音がした。
「上野ー? CFOが相談したいことがあると…」
そう言いながら入ってきた部長は、司の席を見て言葉を止めた。いない。そして、何処に行った? と周囲に目で問うと、部下は顔を見合わせた。
「もう帰りました」
「もう? …そ、そうか…」
時計を見て、十九時を過ぎていることを確認する。この時間が普通になっていることに反省した様子の部長はCFOに伝える為か、そのまま部屋を出ていった。
それを見ながら沢渡が竹田に話しかけてくる。
「上野君、どうしたの? 大丈夫?」
「体調は悪くなさそうだったけど何があったのか…。個別ミーティングの後、急に帰るって言い出して…」
「でも、フォローアップもやらないなんて変じゃない? いつも直ぐに検討してたのに」
「それは、もうする必要が…」