よそ見なんてしてません!…たぶん。〜クールな外科医の独占欲が止まりません〜
「どうって……」
「白石さん的に」
「…………」
見るな。
評価するな。
答えるな……
「…………悪くは、ないです」
答えたぁぁぁぁ
何してんの私!
「マジで?」
和田先生が嬉しそうに笑う。
「じゃあ結構タイプ?何点すか?」
「………87点」
「まじか、結構高っ!やったー、白石さんに褒められると嬉し――」
「和田」
…………。
低い声が、また背後から飛んできた。
ビクッと小さく肩が揺れ、ゆっくり振り返る。
案の定、そこに立っていたのは須波先生。
いつものクールな無表情。
背中に冷たい汗が流れる。
「須波先生」
和田先生だけが、相変わらずニコニコしている。
「白石さん、腕フェチらしいっすよ」
言うなぁぁぁぁ!和田ぁぁぁ!
「…………知ってる」
「え?」
「知ってる」
今度は和田先生が私を見る。
「なんで須波先生知ってるんすか?」