S系策士に豹変した元恋人御曹司の独占愛が甘すぎる

5秒ごとに乱されて


「ん、んんぅ……」

 緩慢な動きで胸を揉まれると、喉の奥から甘えるような声が溢れ出てしまう。こんなことをしてはいけない、と抗議すれば和季も止まってくれるかもしれないのに、久々に触れられる彼の手の感覚が心地よくて、無意識に『もっと触ってほしい』と思ってしまう。

 だが、これ以上は声が抑えられない。このまま触れられ続けたら、和季にあられもない姿を晒すことになってしまう。

 ならばそろそろ本気で抵抗しなければ、と焦り始めていた紗夜の耳に、ふと和季の唇が近づいた。

「気持ちいいだろ?」
「っ……」

 ストレートな指摘に動揺して硬直していると、和季の指がゆっくりと動き出す。するりと服の中へ入り込んだ指が背中を撫でると、ぷちん、と小さな音がして下着の留め具まで外されてしまった。

「だ……だめ……っ!」

 下着が肌から浮くと同時に、背中に回されていた和季の手が胸の前へ戻ってくる。慌てた紗夜は急いで服を押さえようとしたが、それより早く、今度は直接素肌に触れられた。

「あっ……」

 敏感な場所に直に触れられる感覚は、これまでとは比べ物にならないの強い刺激だった。しかし紗夜の甘えるような声を耳にした和季は、嬉しそうに表情を緩めるばかり。

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