マッチングした相手は片想いの社長でした
「うん……」

私は眠い目を擦りながら浴室へ向かった。

今日からここが、私の帰る場所になる。

そう思うだけで幸せだった。

そしてカチッと、浴室のドアを開けてお風呂から上がった。

新しく買ったネグリジェ。

ちょっと薄目の布で恥ずかしい。

ドキドキしながら行くと、リビングにいる春樹さんが振り向いた。

「おっ、上がったな」

その瞬間、私にくぎ付けになる春樹さんがいた。

もしかして、薄着過ぎたかな。

「おかしい?」

「ううん 素敵だよ」

そう言うと春樹さんは、私を寝室に連れて行ってくれた。

そっとベッドに座ると、春樹さんも私の前に座る。

「那奈 俺の那奈」

頬に手を当てて、私の唇にキスをする。
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