マッチングした相手は片想いの社長でした
それが少し嬉しい。
お母様はソファに腰を下ろすと、まず春樹さんを見た。
「まずは売上上昇、見事だわ」
「ありがとう」
「那奈さんが秘書になってからよね」
突然私の名前が出て、背筋が伸びる。
春樹さんは迷うことなく頷いた。
「ああ、そうだよ」
「那奈さん、見直したわよ」
「ありがとうございます」
素直に嬉しかった。
最初にお会いした頃、お母様は私を春樹さんの相手として認めていなかった。
そんな人から認めてもらえた。
それだけで頑張ってきた意味があった気がした。
ところが、お母様は次の瞬間、ごく自然な口調で言った。
「ところで、あなた達、結婚するのよね」
「……結婚?」
思わず声が裏返った。
春樹さんは平然としている。
お母様はソファに腰を下ろすと、まず春樹さんを見た。
「まずは売上上昇、見事だわ」
「ありがとう」
「那奈さんが秘書になってからよね」
突然私の名前が出て、背筋が伸びる。
春樹さんは迷うことなく頷いた。
「ああ、そうだよ」
「那奈さん、見直したわよ」
「ありがとうございます」
素直に嬉しかった。
最初にお会いした頃、お母様は私を春樹さんの相手として認めていなかった。
そんな人から認めてもらえた。
それだけで頑張ってきた意味があった気がした。
ところが、お母様は次の瞬間、ごく自然な口調で言った。
「ところで、あなた達、結婚するのよね」
「……結婚?」
思わず声が裏返った。
春樹さんは平然としている。